2009年11月22日日曜日

同業他社について、どこまで御存知???

経営者であれ管理職であれ、はたまたスタッフであれ
その役職に係わらず、どこまで同業他社を御存知だろうか?

土地柄や同業他社の価格帯や客数・客単価をリサーチするのが
いわゆる「マーケティング」と呼ばれるヤツだけど
同業他社に対しては、
「相手の事は知りたいけど、コッチの事は知られたくない」
ってのが、正直な所なんじゃないかな?

だけど、これは業種にもよるけど、案外簡単に
コンサルタント会社やリサーチ会社に依頼しなくても
自分達でリサーチできるのに、していない人が多くない?
って思ったので、今回はコノ話題について・・・。


ってか、答えは簡単でようは厳しい言い方をすると
「身銭を切って、同業他社のお客さんになる。」
これに尽きるんじゃなかろうか?
(あくまで、できる業種・出来ない業種があるのは大前提)

特にサービス業。

飲食やアパレル・理美容って、いとも簡単に
お客さんになれるでしょ?

だって、お腹も空きゃあ服も着るし
髪の毛が伸びるのが人間ですからね。

これって、単純な事なんだけど
案外やってる人って少ないのが現実だと思う。


で、ココで注意があるんだけど
実際に自分が同業他社のサービスを受ける時・・・

その時は、頭をカラッポにして
素直にお客様になるってのは、いかがだろうか?

「この量で、この値段で・・・。」とか
「営業時間がこんだけで、回転数がこれ位で・・・。」
なんて、難しい事は一切考えずに・・・

だって、そのお店もアナタのお店も来店してる客さんは
その業種の素人なんだから・・・

逆に、サービスを受けるプロだからこそ・・・

経験のある人は、重々承知だと思うけど・・・

するとね、そうゆう視点で接客を受けてみるとね
思ってもみなかった、自店の改善点に気付くんだな。

決してお客さんってのは、
安いからとか、美味しいからとか、早いからとか・・・
もちろん、これって大切なファクターなんだけど
それだけじゃない、アナタのお店には無くって
このお店にある「何か」に引かれて、今このお店にいるの。

それは、「笑顔」だったり「元気」だったり
「細やかな気遣い」や「おもてなしの精神」かも知れない。

きっと、アナタが
身銭を切って素直な気持ちで受けた同業他社のサービスには
決してマニュアルとか教科書にはない打開策を
支払った金額以上にして、返してくれると思うのは僕だけだろうか?


こんな事を言うと、
やれ「時間が・・・」とか、「お金が・・・だから経費で良いっすか?」
なんて意見が、行動した事の無い人から聞こえてきそうだが
そのような意見を言う人は、それより先に
【お金も時間も、自ら作り出す物だ】
って事を、認識する事から始める必要があるのは
周知の事実なんじゃないかな?


あっ、もちろん同業他社を理解したからといって
同業他社の悪口から始まる営業トークなんてしないようにね。

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