2017年4月7日金曜日

多国籍マイノリティー。

少し前にね、夕方からある教会で勉強会に参加したの。

その勉強会の参加者ってさスペイン語圏7割、英語圏2割、その他諸々1割って感じ。

で、バイリンガルは存在するから必然的に会話というか主言語がスペイン語になる。

当方スペイン語なんて3つしか単語を知らない訳で・・・。

だけど『あっ、ゴメンゴメン!スペイン語わかんないよね~』って言われて次の話題に。

これ、ヨーロッパ圏では当たり前でいちいち翻訳してくれる心遣いは日本人ならではのおもてなし。

知らなきゃ勉強してからおいで。
もしくは、知ってる人に後から聞きな。

これがヨーロッパ圏というか大陸文化というかのスタンダード。
そう、多民族のスタンダード。

だから、日本のおもてなしが凄いとか他の国がダメとか、そんな事が言いたいんじゃなくって、大切なのは日本にいながら日本人としてマイノリティになったよって事。

で、この事を話した時に『えっ!?その人達は日本語もろくに話せないのに日本にきたの?』って言う人と『やっぱり、相手の使う言語が使えるって大切な事だね。その事が学べて素晴らしい経験をしたね。』っていう両極端な事を言われて、自分は後者の意見がしっくりきたというお話し。

そして、日本人だって日本にいながらにして日本人としてマイノリティになる事あるよ。
っていう事を今日まなんだというお話しでもある訳で。

偉そうに講師として人前でお伝えさせて頂いている時に僕が一番伝えたい事。
それはね。人は物理的に一夜にして老ける事はない。でも、一夜どころか、今この瞬間に障害を持つかも知れない。それは他人事ではない。と、いう事。

その事を言語とかコミュニケーションという視点からも学べた。
 やっぱり思い込みや押し付けは可能性をせばめるね。

アナタの常識は僕の非常識。
そして、それと同じく僕の常識はアナタの非常識。
だからアナタという人に興味が沸くの。

だけど、だからって、僕に私にもっと興味を持って!って言うのは、ちょっと違うという事なんだろうね。

わかっちゃいるけど難しいお話し。

何かちょっと、もっともらしく書いたけど、ようはスペイン語を僕だけが話せなくって物凄く取り残された感があって、でもそれに誰も気付いてくれないのが、とてもとても寂しくって悔しくってまぁ、あんたら、そのうちそこそこスペイン語喋れるようになったらビビれよな!って、ただそれだけの事なんだろうね。

おしまい。

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